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天使ノ二挺拳銃
スギの木が絶滅すればいいのにね。Ariciaです。

今回は、僕の一番好きなゲームスタジオであるニトロプラスの「天使ノ二挺拳銃」です。
とてつもないゲームでしたね。ほどほどにネタバレしてます。どうせここでこのゲームのネタバレしても、怒る人はいないという前提です。

ストーリー
地球上で新たに子供が生まれなくなってから、18年が経った。全世界の女性が不妊となってしまうという奇病に対して有効な手立ては見つからないまま、人類は絶滅への道のりを歩みつつあった。その世界で、ヴィムは天使として生を受けた。体を包み込むような白い羽を備え、空を飛び回ることができる。そしてその姿は人間からは知覚もされず、人や壁などをすり抜けることができる。そんな天使たちの使命はひとつ。人間の死体から生じるまばゆい光を、自らの拳銃で撃ち抜くことである。天使たちは、その光を「未練」と呼んでいた。人は死ぬ時必ず世界に対して未練という強い光を残していく。それを消滅させ、成仏させてやるのだ。まさに神の遣いである天使としての行いだった。今日もヴィムは仲間のペーター、アンリとともに人の死に立会い、未練を散らしていた。すると、とある人間の少女が自分に話しかけてくる・・・。

感想
 いやー、暗いですね。物語の世界では、18歳が最年少なんで80年くらいしたら人類が滅びることになります。物語では仄めかすだけでしたが、警察などの治安維持機関が弱まっていて、暴力団や犯罪が蔓延っているようです。そうですよね、だってどのみち終わる世界ですもん。道を違える人がいてもおかしくはないのかな、と思ってしまいます。
 テーマとしては絶望と希望(救い)、でしょうか。これでもか、というほどの量の絶望が人間の登場人物たちに降りかかります。天使にもそれなりに降ってきます。でも、人間たち、というか小巻と風子、もっと言うと小巻は救いや希望を心のどこかに抱いている姿勢が貫かれています。勿論打開策なんて分かりませんし、現状の認識も不十分です。でも小巻は「突破口はあるはず」と願ってやまない。まるで、その心構えこそが人間であり続けるための条件、もしくは人間の強さであるかのようです。すごい強さですね。回りの人にすら影響を与えるのですから。天邪鬼な言い方をすれば、「途方もない絶望に包まれて、苦笑が漏れてくるやけくその境地」とも言えるかもしれませんが・・・。
 人間が希望サイド(立ち向かうサイド)、天使が傍観者または絶望サイドという構図ですかね。天使は人間界に干渉できないわけで、基本事なかれ主義や諦めムードです。見るか未練を撃つかしかできないですから、仕方ないかも。主人公の感情表現のなさがこの構図を体現していますね。そうなんですけど、ここがいまいちなポイント。感情表現がないんで、なぜヒロインを好きになったかが全然分かりません。唐突すぎます。他の二人はまだセーフですが、風子の時はさすがに無理やり感出てました。
 このゲームは、わずかな希望を信じて苦しみながら大きな絶望の中でもがく人間を選ぶか、いっそ身を任せて楽になれる天使を選ぶかを迫ってきます。アンリルートはすごかったです。天使と人間を差別化した結果ですね。このゲームの最高潮の部分です。アンリに救いあれ。
 ヴィムが人になったということで、輪廻の輪に魂がひとつ加わり新たな命につながったということですかね。小巻ルートは良かったですね。このゲームの結論が表れている気がするのです。
 逆転写?なんですかそれ?やたらに専門的な知識を振舞うと作品はダメになりますよ。ループっていう貞子シリーズの本読んだときみたいな感覚です。もうちょっと減らしたほうが良かったですよ。風子ルートで、彼女がなぜ生還を果たしたんでしょう?小巻の献身性に説明がもっと欲しかった。いろいろ細かい疑問はつきません。なので鬱ゲーやニトロが大好きでない限り別にやらなくていいです。結構残酷ですし、倫理なんてありませんよ。

評価
★★★☆☆ 3.5
鬱度
★★★★☆ 4.5
これを超えるゲームはあるのか・・・
author:Aricia, category:-, 00:37
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